●ツアーからのフィードバックから生まれたフォルム新しい「JAWS FORGEDウェッジ」の前作とのもっとも大きな違いは、形状にあります。リーディングエッジはストレートなものから、よりボールを拾いやすい、やや丸みを帯びたものにチェンジ。さらに、ヒール側もより懐を感じさせる高めのものとなり、シャフト、ホーゼルからフェース面にかけて一体感のある処理となっています。全体のフォルムは、ツアーでも人気を博した2007年のX FORGEDウェッジを思い起こさせるものです。また、ヘッド重量を軽くしたことでクラブバランスも軽くなり、操作性が向上している点も注目です。●溝と溝の間に、マイクロフィーチャーも初搭載「JAWS FORGEDウェッジ」では、軟鉄鍛造ウェッジで初めてマイクロフィーチャーも搭載されました。溝と溝の間に小さな凸部を構成しているもので、かつ、溝に対して斜めに配されています。とくにフェースを開くアプローチにおいて、角が鋭い37Vグルーブ、溝を際立たせるノーメッキフェース仕上げとともに強烈なスピンを生み出します。なお、マイクロフィーチャーと37Vグルーブが採用されているのはロフト54〜60度モデルとなり、46〜52度のモデルでは20Vグルーブとなっています。●タングステン・テクノロジーでロブショットを思いどおりにロフト54〜60度のモデルでは、JAWS RAWウェッジで初採用となったタングステン・テクノロジーが導入されました。ロフト54、56度のモデルではバックフェースのトウ側1つ目のウェイトポートに、ロフト58、60度のモデルではトウ側2つのウェイトポートに、それぞれタングステンを配置しています。これにより、重心位置はトウ・ヒール方向のフェース中央に位置することとなり、とくにフェースを開いて打つショットの際のヘッドのブレを軽減。イメージどおりのロブショットを可能にしています。●ZグラインドをJAWS RAWウェッジに続いて採用ソールでは、こちらもJAWS RAWウェッジで初採用となったZグラインドが、ロフト56〜60度のモデルに導入されました。ワイドなソールにCグラインドを施したような形状で、トレーリングエッジ側だけでなくリーディングエッジ側にもわずかに面取りを行っています。Cグラインドのさまざまなライへの対応力を受け継ぎながら、芝に刺さりにくく、かつ芝を滑って抜けやすい、やさしさまでも持ち合わせたソールです。●仕上げは2種類で、いずれもノンメッキフェース「JAWS FORGEDウェッジ」のロフトラインアップは、46度から60度まで、2度刻みの計8種類。46〜52度では、Cグラインドが採用されています。ヘッド仕上げは、クロムメッキとチャコールブラックの2種類で、先述のようにいずれもフェース面はノーメッキとなっています。