著者藤木秀朗(著)出版社名古屋大学出版会発売日2019年02月ISBN9784815809386ページ数614,58Pキーワードえいがかんきやくとわなにものかめでいあと エイガカンキヤクトワナニモノカメデイアト ふじき ひであき フジキ ヒデアキ9784815809386内容紹介民衆・国民・東亜民族・大衆・市民??。映画館でシネマを観る「数」であるにとどまらず、映画や社会と多様な関係をとりむすぶ人々のあり様を、大正期から現在まで、社会主体をめぐる言説に注目することで、変容する政治やメディア環境との交渉のうちに浮かび上がらせた、映画観客100年史。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1部 民衆(社会主体のはじまり?民衆娯楽・社会教育による「民衆」と映画観客)/第2部 国民(総力戦とトランスメディア的消費文化?「国民」の再定義と矛盾をめぐって/「国民」への動員?映画観客と総力戦、そして戦後)/第3部 東亜民族(「東亜民族」の創造/想像?帝国日本のファンタジーと映画による動員)/第4部 大衆(テレビと原子力の時代への「大衆」ポリティクス?大衆社会論、大衆文化論、マス・コミュニケーション論/民主としての「大衆」?テレビによるトランスメディア的消費文化の再編と映画観客)/第5部 市民(脆弱な主体としての「市民」?戦後とリスクの時代の個人化とネットワーク化/「市民」の多孔的親密‐公共圏?自主上映会とソーシャル・メディアのトランスメディア的社会運動 ほか)