※番号の商品をお送りします。※主な木の雌雄を記載しておりますが、 記載以外の雌雄の木が入っている場合があります。 24年11月26日に撮影しました。 木の状態は季節により変化いたします。2411d-uソヨゴ 【分類】モチノ科モチノキ属の常緑中高木 【分布】関東以西、四国、中国、台湾 【学名】Llex pedunculosa 【別名】フクラシ、フクラシバ 【開花期】5月〜6月 【結実期】10月〜12月 【名前の由来】風が吹くと葉がそよぐことから『ソヨゴ』と名づけられたようです。 ソヨゴは雄雌異株の関東地方・新潟県以西の本州、および四国・九州に分布する常緑中高木です。 年中さわやかな緑の葉を保ち、寒さや暑さにも強く、日本の気候風土によくなじんだ樹木です。 ・植え付け 春、または秋に移植することが望ましいのですが、敵期に移植してあるものは細かな根が出ていますので、冬や夏でも移植は可能です。 腐葉土などの有機質を土に混ぜ込んで、深植えにならないように植えつけます。夏に植える場合は根穴にたっぷり水を入れて腐葉土を加えた用土を混ぜてどろどろにした穴に根鉢を沈めるように植えてください。植えおえた後は支柱を3本立てて、しっかりと固定してます。 直射日光が根元に直接当たる場所では土の高温は根を弱らせ、木を枯らす原因になります。必ずバークなどを厚めに敷き詰め地温の上昇をなくしてやることが大切です。 ・栽培上の注意…水遣り 植えつけてから、最初の夏越しが大変重要です。 根が十分に伸びていないことで水枯れを起こすことが多いからです。水枯れを起こすと、葉が黄色くなり、落葉が多くなります。 一度乾燥した土は水を与えても浸透しないことが多く、周りに流れたり、下にしみこむ水の道を作って地中に浸透してしまい、必要な地中の用土に水がいきわたらないことが多いのです。 少しは回復しても翌日(晴天)になればまた水枯れを起こして葉の色が黄色くなっていきます。 これをなくすためには植え込み時に十分な腐葉土などの有機質を土に加えておき、土の保水力を高めておくことが大切です。 保水力の大きい土に植えた木は根の生育も早く水を与えるとすぐに木が吸収して回復が早くなります。水は日に何度も与えるのではなく、太陽が沈んでから時間をかけて十分に与えるほうが効果的です。 ・栽培上の注意…施肥 山では林下でもよく見かけますから、日陰にもよく耐えて育ちます。しかし日当たりに比べると実付きはよくありません。 しかし他の樹木に比べると日当たりの悪い場所でも元気に生育する樹木といえます。 あまり日当たりのよくない庭の主木にも適しています。 植栽は夏を除いてほぼ年中可能です。植え付けは深植えにならないようにします。 肥沃な土壌を好みますから、植える場所には多めに腐葉土などを加え、植え付け後落ち着いてからは根鉢から少し離れた位置に有機配合肥料を与えるようにします。 ・葉の痛みについて 木の移植時に、上の写真のように葉に斑点ができ、落葉することがありますが、病気のように見えますが、病気ではございません。 ↑(左)オス木の雄花 (右)メス木の雌花 メス木は、秋に青い実をつけ、冬になると赤く色づきます。 雄、雌の割合では雄が少なく、経験上メス単木でも実はできます。(発芽するかは不明) ヤマモモ等のように、数キロも花粉が飛び受粉しているのか、自家受粉しているのかは不明です。