●手入れ ラムズイヤーは冬の寒さには強いですが、暑さに弱い植物です。 ですので、いかに夏を涼しく越すかが栽培のポイントです。 花期は葉が混みあって蒸れやすくなります。 花が一通り咲き終わったら収穫をかねて花茎の根元からばっさりと切ってしまいましょう。 乾燥気味の土壌を好みます。水やりは、土の表面が乾いてから与えるようにしましょう。 肥料は控えめに、年に2回4月と9月に固形肥料を少量与える程度で充分です。 ●置き場所 日当たりの良い場所が適しています。よく日光に当てて育てましょう。 ただし、夏の暑さをいやがるので夏は風通しの良い半日陰に移動してください。 花壇植えの場合は半日陰の場所を選んで植え付けましょう。 あまりにもきつく日光が当たるような花壇なら真夏は日除けネットなどを使って影を作ってあげてください。 梅雨時期は鉢植えやプランター植えの場合は雨の当たらない屋根のある場所で風通しの良いところに置きましょう ●植え替え 茎がどんどん横に這って伸びて、広がっていきます。 株分けをかねて毎年植え替えを行いましょう。 地植えの場合もよく広がるので2年に1回株分けをかねて植え替えます。 広いスペースが庭に確保できているのであればほおっておいてもかまいません。 春は4月、秋は10月頃が植え替えの適期です。 小粒)4:川砂3:腐葉土またはピートモス3の割合が好ましいでしょう。●特徴・利用方法 ラムズイヤーの葉は、卵円形で、しわがあり、灰白色の毛に覆われています。 まるで【ひつじの耳】のようなので、ラムズイヤーと呼ばれるようになりました。 薬用としても使用されますが、現在では、 ドライフラワーや常緑のシルバーリーフとして寄せ植えなどの観賞用に使用されることが多いハーブです。 初夏から秋にかけて花茎をまっすぐに伸ばして紫色の小さな花を穂状に咲かせます。