学名:Aralia cordata 科名:ウコギ科の耐寒性宿根草 別名:ヤマウド 草丈:100 〜150cm 用途:庭植え ●植え付け方 排水が悪いと生育不良となるので植える畝の高さは20cmぐらいにして下さい。畝幅は80 〜100cm、株間は45cmぐらいで株の上に土をのせるので畝幅は余裕をもたせて下さい。植え穴を10cm 位掘りその穴に株を入れます。 ●肥料 肥料は収穫後、株の上に化成肥料を1 株当たり70 〜100g散布します。 ●増殖 湿気を好むので表土が乾き始めたらたっぷりと与えます。株分けで増やしていくとよいです。 ●ポイント ・若い茎に日光が当たらないように、株の上にワラなどを積み上げると軟化栽培が出来ます。 ・1株から3〜5本発生するので1 本を残して収穫します。収穫する場合は、のせてある土を除いて、茎の元から取ります。収穫が終わったら、株の上に土をもどしておいて下さい。2年目は、翌年の春株の上に土を5〜10cmのせます。茎の長い物を作りたい時は、株の周りを板などで囲い、囲った中に土か腐葉土を厚くのせます。 ・毎年太いウドを収穫したい場合は、1 年目は収穫しないようにします。 ・ 3 年目ウドの根は巨木化するので、収穫後表面に近い根を3 本くらい切り取り土をのせておきます。 ・定植後2 〜 3 年後から収穫できるようになります。この商品は寒い季節は地上部が枯れてありませんが、地下の株、根は生きています。暖かくなると再び芽を出しますので、それまで大切に育てて下さい。 ●食べ方 生食- 採りたての太いウドの根元の皮をむき、白いところを生で食べる。みそや酢味噌をつけるとよい。時間がたつとアクが強くなります。 和え物 - 生で食べられる白いところを水にさらして、あるいはゆでればさらにマイルドに。酢味噌か味噌がよい。 きんぴら・炒め物- ぶつ切りにしてもよし、生食でむいた皮もよし、油でいためてしょうゆ(+砂糖、だし、唐辛子、酒)を入れて汁がなくなるまで加熱。あるいは単に炒め物の具にしてもよい。 ●寒冷地の越冬の仕方 積雪・霜や凍結する恐れがある場合に、以下の準備を行って下さい。植物が土の中に眠っている状態の上に、ワラや土などを、高さ10 cm ほど、覆って下さい。やがて気温が上してきて春が訪れましたら、新芽などを傷めない様に、覆っていた土などを優しく除去して下さい。鉢植えの場合は、玄関内や軒下・倉庫などに移動させて凍結させない様に鉢を段ボールなどで覆う事もおすすめ致します。紅うど 名前のとおり、赤芽のうどです。 赤芽で採集できるのはこの品種のみとなっており、 岐阜県の指定特産物となっています。 一般的な山ウドと比べて、 香りが強く、柔らかく、アクが少ないことが特徴です! 食物繊維が豊富で、ビタミン類・カリウム・タンニンなどを多く含みます。 そしてなにより、紅ウドはポリフェノールを多く含んでいるんです! 茎・新芽・葉の部分はてんぷらに 茎は酢味噌漬け、胡麻和え、煮物、炒め物 皮部分はきんぴらが絶品! 捨てるところのない山菜です♪