出荷目安の詳細はこちら内容詳細青春ドラマの傑作、ファン待望の初Blu-ray化!相米慎二監督の代表作、遂にBlu-rayリリース!第1回東京国際映画祭ヤングシネマ'85グランプリ受賞作品映画祭審査委員のベルナルド・ベルトルッチ監督が絶賛した相米監督の代表作が、HDリマスター版Blu-rayでリリース!やり場のない苛立ちを抱いて日常を送っていた中学生たちが、台風の接近をきっかけにして感情を昂らせていく本作。相米監督は「翔んだカップル」「セーラー服と機関銃」「ションベン・ライダー」で思春期の少年少女を瑞々しく演出して高い評価を受けた。精神的にも肉体的にも振幅が激しい「中学3年生」の苛立ちや戸惑い、混乱の先の狂気を描き、相米作品の中でも異彩を放つ傑作と評価されている。●監督没後20年を経て、再び日本で、世界で注目される!2021年の相米監督没後20年の特集上映が全国各地で上映され、その評価から現在「台風クラブ」のリバイバル再上映が国内で計画されている。また、2023年には米国NYのJapan Societyで監督のレトロスペクティブ企画(回顧上映)が予定され、その後米国配給会社の手で北米配給も進行中だ。また、韓国での劇場展開も進行している。いずれも代表作として、この「台風クラブ」が中心となる。●俺たちは真夜中の体育館、いま台風の目の中だ!捉えどころのない少女を演じた工藤夕貴は本作で注目を浴び、若手実力派女優と認識されることとなった。また、優等生的なイメージだった三浦友和が、問題のある教師を演じ、脱二枚目の話題とともにその演技は高い評価を得た。本作は主要キャストの多くが映画初出演だが、彼らの初々しい演技に対し、その脇を寺田農を始めとする相米組常連のベテラン俳優たちが支えている。●特典:オリジナルブックレット(32Pカラー)同梱!今回のBlu-ray化にあたって、新たに書き起こされた解説、インタビューなど内容充実のブックレット付き!<Blu-ray仕様>1985年日本/カラー/本編115分/ビスタ/音声:日本語/英語字幕(ON・OFF可能)/リニアPCM2.0ch(モノラル)/25GB<特典>(予定)オリジナルブックレット(カラー32P) 劇場予告編映像(HDリマスター版)※デザイン・仕様・特典等は、予告なく変更になる場合がございます。<スタッフ>監督:相米慎二/製作・企画:宮坂進/プロデューサー:山本勉/脚本:加藤祐司/音楽:三枝成彰/撮影:伊藤昭裕/照明:島田忠昭/美術:池谷仙克/録音:中野俊夫/編集:冨田功/音響効果:小島良雄/助監督:榎戸耕史、大谷康之、宮城仙雅、冨樫森/ 記録:今村治子/製作担当:田中雅夫<キャスト>三上祐一 紅林茂 松永敏行 工藤夕貴 大西結花 会沢朋子 天童龍子 渕崎ゆり子三浦友和 尾美としのり 鶴見辰吾 寺田農 小林かおり 石井富子 佐藤允 伊達三郎<ストーリー>夜の市立中学校のプールに5人の女の子がなだれ込んだ。彼女たちは、先に来ていた同級生の男子生徒に気付き、からかった挙句に溺死寸前まで追い込んでしまう。翌日の授業中、担任教師、梅宮の恋人・順子の母親と叔父たちが、結婚の約束を引き延ばしている梅宮へ直談判するため教室へ飛び込んできた。そして、生徒たちの前で、大金を貢がせたと責められる。授業は続けられなくなり、教室中に動揺が生まれる。台風が近付いて来る土曜日の朝。いつものように恭一は理恵の団地の前で待ち合わせるが、理恵は来ない。授業が始まり、美智子は梅宮に昨日の一件の説明を迫る。そして再び起きる教室中の混乱。放課後。台風が迫る激しい風雨の中、校内に残った生徒たちのドラマが始まる。美智子を執抑に追いかける健。家出したらしい理恵のことを考える恭一。演劇部の部室に閉じこもって帰りそびれた泰子、由美、みどり。台風が彼らの頭上を通過する時刻、饗宴は夜更けまで続くのだった。劇場公開:1985年8月31日発売元:中央映画貿易/ダブル・フィールド販売元:オデッサ・エンタテインメント©ディレクターズカンパニー