LEON(レオン)は「高リコピントマトはあまり美味しくない」という消費者の声にこたえて新しくヨーロッパで育種開発された、酸味と甘み+旨味のバランスが良いおいしい大玉高リコピントマト品種。 日本で多く栽培されているピンクトマトの果重100gあたりのリコピン含有量は3mg程度。 LEON(レオン)は9〜11mgもリコピン含有量がある「高リコピントマト」です。 トマトの果皮が赤いのはもちろんですが、カットした内部のゼリー部が非常に濃い赤色なのが特徴です。 果重は100g前後で、個取りはもちろんですが、1房あたり6果ほど着果させて房取り収穫も可能です。 露地栽培でも安定した生育を示し、家庭菜園に向きます。 畑でも鉢植えでも栽培可能。 鉢植えにする場合、鉢が小さいと収穫量は減りますので沢山収穫したい場合は直径30cm程度以上の深型プランターに植えてください。 背丈は普通のトマト品種並みに高くなるので長い支柱は必要です。 【育て方】 ■日当たり・置き場所 日当たり良く水はけの良い土を好みます。充分に日光の当たる場所で栽培しましょう。 ■植え付け 充分に気温が上がる4月中旬以降(本州目安)が植え付けの適期です。 排水が悪いと生育障害が出やすいので水はけに気を付けます。 盛り土する事で排水性が高まります。 鉢土の1/5が地面から出るくらいに浅く植えるのがコツ。 トマトはナス科ナス属です。畑に植える場合はナス科の連作は避けましょう。 ■水やり・肥料 水やりは控えめに乾燥気味に育てます。 トマトの根はかなり深いところまで水を取りに行くので、水切れには強いですが、真夏の極端な水切れは樹の力を弱め、落果の原因にもなるので気を付けましょう。 追肥として2週間に1回程度、配合肥料などを株元に施します。 ■耐病性 病害抵抗性はタバコモザイクウィルス(Tm-2a)、葉カビ病(Cf-9)、萎凋病レース1,2、根腐れ萎凋病、半身萎凋病。耐病性はウドンコ病。 ■収穫 トマトにしっかり実を成らす一番重要なことは、1段目にしっかり実をつけることです。 1段目とは最初の花房です。単為結果(たんいけっか)性を持つ品種以外は、トマトトーンなどの着果促進剤を1回、最初の花にスプレーすると着果率が上がります。 1段目にしっかり実がつくと、トマトの性質として2段目、3段目も自動的に実が成ります。 1段目に実がつかない場合は、段とび着果になりやすいです。 品種にもよりますがミニトマトでしたら定植後、約60日〜70日頃から、中玉・大玉系でしたら定植後、約70日〜90日頃から収穫開始出来ます。 本来の食味を楽しむためには、できるだけ完熟に近い状態で収穫してください。 とり遅れやとり残しのないようにしましょう。 【お読みください】 掲載苗画像はお届けする苗のイメージです。背丈・株張りなどは出荷タイミングや毎年の気象などで、小さくなったり大きくなったりすることがあります。苗の大きさの大小はその後の生育には大きく影響しません。弊社基準に達した苗のみ出荷しております。ご了承ください。植物アレルギーのある方は、栽培にも利用にも注意が必要です。植物には個体差があります。生育や収穫量などは毎年の気候や栽培環境により変化します。ご了承ください。