●品種特性 ユキノシタは本州、四国、九州で湿気の多い半日陰〜日陰に多く生育する常緑植物です。 若葉の鮮やかな紫色、初夏に咲く多数の花が印象的です。和名のユキノシタは白花を雪に見立て、その下に緑の葉がある様子を意味しているという説があります。 過湿による根腐れに注意して風通し良く管理して下さい。 民間薬に使用されることも多く、昔は各家庭の井戸のほとりによく植えられていました。 葉は必要に応じて、いつでも採取し、火傷に貼ったり、絞り汁を熱冷ましにとよく利用されています。 また5〜7月の花期に、葉をとって陰干しにして乾燥させ、民間薬としても利用されています。 生薬では虎耳草（こじそう）と言われます。 ユキノシタの葉は、周年で採取可能なので山菜として重宝です。 摘み取った葉を、塩ゆでして水にさらせば、和え物や汁の実、煮物などに最適です。 また、生葉を洗って水気を取り、薄めに衣をつけて、低温で揚げると とても美味しい天ぷらになります。 ●用途・性質 ・用途：庭植え、鉢植え ・花径：2．5〜3cm ・草丈：10〜20cm ・性状：常緑耐寒性多年草 ・耐寒性：強 ・耐暑性：中（夏場は半日陰） ・耐陰性：強 ・学名：Saxifraga stolonifera ・英名：beefsteak geranium ・原産地：中国、日本 ・科名：ユキノシタ科 ・属名：ユキノシタ属 ●育て方の目安 初春 春 初夏 夏 秋 晩秋 冬 ・購入期 ・植え場所 日向 半日陰 日向 ・開花期 ・肥料・庭 ・肥料・鉢 ・鉢上株分 ●難易度 初級者 2枚目の写真がお届け苗例です。 商品が植物という特性上、季節によって大きさや色合いが違う場合がございます。 輸送中に若干葉痛みする場合がございますが成長には問題ありません。 以上ご了承下さい。 なお、輸送中の転倒事故はご連絡下さい。 ●植え込み事例 北側のほとんど日の当たらない場所に咲いていました。 年々広がり草を押さえてくれるそうです。 ほとんど日の当たらない場所に咲いていました。 放任栽培で毎年綺麗に開花してくれるそうです。 朝日が当たる場所に植えてありました。 清楚な雰囲気が大変気に入っているそうです。 ●購入後の管理 ●庭植（植え場所：夏場木陰になる場所） 必ずしっかり転地返しを行い、土が固くしまっている場合は培養土を混ぜて下さい。 植え方のコツとして浅めに、深植えは不可です。 おすすめ培養土はこちら>>GO ●鉢植え（置き場所：半日日陰〜日当たりのよい場所） 市販の配合培養土を使用して、お届けポットサイズより2回り大きな鉢に植え込んで下さい。植え方のコツとして浅めに、深植えは不可です。 おすすめ培養土はこちら>>GO ●肥料 一株に対し、小さじ1杯が目安です。液肥との併用は禁物。おすすめ肥料はこちら>>GO ●水やり 庭植えは夏場で約7日間、冬場で約3日間たっぷり与えて下さい。（注意、夕方は与えないで下さい） ●開花終了後の管理 ●水やり 庭植：基本的には与える必要はありません。夏場日照りが続く場合は与えて下さい。 鉢植え：表面の土が白く乾く前に与えて下さい。 ●肥料おすすめ肥料はこちら>>GO 気温が下がる秋まで与えないで下さい。 気温が下がったら地植え、鉢植えともに一株当たり20〜30g与えて下さい。 ●株分け鉢上げ 2〜3年に一度は株分けを行って下さい。 ●ポイント 株分けを積極的に行うと株が再生され毎年開花が楽しめます。
