●品種特性 とても清楚な花弁、シクラメンを思わせる葉形と草姿をした屋久島生まれのスミレです。生息地は渓流の岩の隙間や苔の上、滝壺の近くです。スミレの仲間は本来、高温多湿を嫌う性質ですが、本種は生息地からもわかるように水しぶきが発生する場所に自生しており、その水しぶきが気化する時に周囲の熱を奪うことによって熱が下がる場所を選んで自生しています。 従来のスミレに比べ生息地からしても寒さには、さほど強くないと思われます。 また開花期が四季咲きと言う性質から春〜初夏と秋〜晩秋と長期開花します。 育てることが難しそうに感じますが夏場の肥料さえ注意すれば簡単に育てることが出来ます。 ●用途・性質 ・用途:コンテナ植え ・花径:1〜1.5cm ・草丈:5〜10cm(地植・鉢植) ・性状:多年草 ・耐寒性:中 ・耐暑性:中 ・耐陰性:強 ・学名:Viola tasiroi×iwagawae ・原産地:屋久島 ・科名:スミレ科 ・属名:スミレ(ヴィオラ)属 ●育て方の目安 初春 春 初夏 夏 秋 晩秋 冬 ・購入期 ・植え場所 半日程度の陽射しが必要 ・開花期 ・肥料・庭 ・肥料・鉢 ●難易度 中級者 (1番下の写真がお届け例です) ☆ご注意&お願い ・商品が植物という特性上、色合いや大きさに若干の違いはございます。 ・輸送中に葉が若干痛む場合がございますが成長には問題ありませんのでご了承下さい。尚、転倒事故での痛みはご連絡下さい。●購入後の管理 ●鉢植え 排水の良い市販の配合培養土を使用して、お届けポットサイズより1回り大きな鉢に植え込んで下さい。いきなり大きな鉢に植えないで下さい。失敗の原因に繋がります。 おすすめ培養土はこちら>>GO ●肥料 一株に対し、小さじすりきり1杯が目安です。液肥との併用は絶対禁物。おすすめ肥料はこちら>>GO ●水やり 植え込んだら3日間はたっぷり与えて下さい。(注意、夕方は与えないで下さい) ●その後の管理 ●置き場所 冬場:日当たりの良い場所を好みます。雨、風に積極的にあてるようにして下さい。 ただ夜間、凍らせないように注意して下さい。 夏場:明るい日陰で管理して下さい。雨、風に積極的にあてるようにして下さい。 ●水やり 冬場:ほとんど与える必要はございませんが、萎れたら与えるぐらいで十分です。 夏場:出来るだけ我慢して下さい。 ●肥料おすすめ肥料はこちら>>GO 肥料は与えすぎると株ばかりが大きくなり花咲きが悪くなります。また病気の原因になりますので注意して下さい。少し痩せてるぐらいの方が病気にもかかりにくく良いです。与える肥料は化成肥料を与えて下さい。 与える時期は「育て方の目安」を参考にして下さい。 その後の肥料の量は皆さんの経験をもとに検討して下さい。 ●鉢上げ 休眠期の冬〜初春ごろに一回り大きな鉢に鉢上げして下さい。いきなり大きな鉢に鉢上げしないようにして下さい。 ●ポイント 夏の蒸れに弱いので、秋まで肥料を与えないで下さい。蒸れてしまったら、蒸れたところをえぐるように取り除いて下さい。もしくは株分けを行って下さい。