総合能力を武器に想定以上の大型魚をも屈服。ターゲットはバスに限らない。フィネスゲームを志向した淡水用スピニングロッドなら世間に溢れるほど存在します。しかしそれらのロッドで「いざという時に想定以上の大型魚と渡り合えるか」となると、「？」と疑問符がつかざるをえないでしょう。RAW DEALERスピニングシリーズはバスフィッシングにおいてスピニングが担う「ソフトベイト多用、繊細かつ微弱なジャンル」へのベクトルを拒絶し、ハードルアーを中心としたベイトタックルにもヒケを取らない、「力」への志向も明らかにしたシリーズです。遠投を可能にし、ファイト時のトルクを過不足なく調整できるテーパーデザインと根源的なパワーが織り成す総合能力で、ブラックバスのパワーレベルをはるかに超えたターゲットも視野に入れた異種フィールドテストを生き延びてきたポテンシャル。意外なジャンルの釣り人からの適性情報もいただく「強いスピニング」です。 R703RR-S［The Flicker WG-II］バスのみならず港湾や運河のスズキもターゲットにしたスピニングモデル。20lbクラスのリーダーにも対応できるガイドセッティングです。ブランクス特性はR703RR同様のストレスフリーかつ柔／剛バランスが高次元で融合したタイプ。80cm超級のコイやソウギョ相手の試練（テスト）を克服してきたファイトコントロール性能は、アマゾン水系では水生植物際の12lb級アロワナをも屈服させています。Kガイド仕様にランニングチェンジしました。最小ガイド径は「6」。 R711RR-S［The Trial By Fire］主にPEラインの使用を想定して開発されたロングスピニング。しなやかな中にも力を秘めた設定で、ライトルアーの遠投と無理のないファイトコントロールが可能です。ティップはR703RR-Sよりややソフト。小さなアタリも絡めとる設定です。一方バットはR703RR-Sより気持ちパワフル。想定ターゲットはバスのみならず港湾や運河のスズキ等も。このモデルはT-LCSG、T-KTSGを採用したブランク接近型のガイドセッティングになっています。最小ガイド径は「6」。 R705RRL-S2［The Entrancer］携行性を考慮したバイセクションの2pcモデル。R703RR-Sよりややライトですが、しなやかさの中にも必要十分なパワーを秘めていて、無理なく緩やかに魚をコントロール下におくことが可能です。ややファスト寄りの素直なテーパーデザインとスピゴットジョイントにより、使用中に2pcを感じさせることはほぼないでしょう。バスはもちろん上〜中流域の野生マス族、ライトルアーで狙う港湾や運河のスズキにも対応。細めのPE+リーダーの使用を考慮して極端な小径化はあえて避け、最小ガイド径は「5.5」に設定。
