言わずと知れたユリの女王カサブランカ。 清楚な純白は常にユリ人気No1。 ■開花:7月 ■草丈:1m前後 ■お届け球根サイズ:球周約18〜20cm *百合の球根はサイズで開花輪数が決まってきます。基本、オリエンタル系は周囲18cmを超えると5輪咲くのが基準です。もちろん、栽培環境にもよりますが、ほぼ定説通りです。 さらに大きな球根もありますが、百合の球根は太らせたり前年のサイズを維持するには、開花後早めに花を落としたり、植え付け時に相当な間隔を空けて肥培管理しないといけません。実態は毎年、現状維持か萎縮していく傾向にあります。 そのようなことを考えると、プロでも無い限りは、手頃なサイズをお買い求めやすい価格で育てる方をオススメします。ユリの球根の根は写真の様にカットされている 場合が多いです。でも、ご安心を。ユリの球根の 下から生える根はただの支えみたいな物。養分、水分を吸収するほんとうの 「根」は実は発芽して球根の上の部分の茎から生えてくる「上根」なんです。 なので、ユリの球根を植えるときは、発芽してから、その茎に生える根が土 の中にキチンと埋まることを考えて「深植え」します。 ゆりは早いところで9月初旬、だい たい、10月になるとほぼ本州物は堀りあげが終わります。 掘り上げた球根は洗浄し、一回、冷蔵庫に入れます。 これは折角、休眠に入った球根が目を覚まさない様に。 でも、まれに、冷蔵庫から取り出してお届けまでの保管中に発芽してしまう物があり ます。 気の早い球根が休眠から目覚めようとしてしまうのですね。 そんな時はバッサリとその芽を切ってしまいます。 この芽。業界では「盆芽」と呼ばれているのですが、なぜかあまりにも業界用語過ぎ るのか、インターネット検索にも出てこない用語です。 あれっ?ひょっとして「凡芽?」だったかな?なんて思って調べても出てこない特殊 用語。 下手に伸ばして真冬に地上部に出てきたら、それこそ、霜などでやられてしまいま す。 なので、強制的に切り落とし撤去です。 あくまでも自然での正しい発芽時期は早くても3月ごろ。 それまではしっかりと土の中で。