[農薬情報]:■農業用除草剤■農薬登録:第21486号■性状:赤色澄明水溶性液体■毒性:普通物[有効成分]:ベンタゾン(Na塩) 40.0%[特長]:■広葉雑草に対し、だいず生育期処理で優れた効果を発揮します。■水田転作畑で問題となっているアメリカセンダングサやタデ科・アブラナ科雑草等、広範囲の広葉雑草に高い効果を発揮します。■広葉雑草の生育初期から6葉期まで使用できる、広い処理適期幅を有します。[対象作物]:だいず[対象害虫]:なし[対象雑草]:一年生雑草(イネ科を除く)[注意事項]:■だいずの品種によっては薬害により減収する場合があるので、本剤の使用に当たっては病害虫防除所等指導機関の指導を必ず受けてください。【薬害に関する注意】■本剤の使用により、だいずの葉に斑点、色抜け、黄変、縮葉症状の一過性の薬害を生じます。また、薬害の程度および薬害の回復は品種により異なり、減収となる場合もあるので、使用者の責任において事前に使用品種における薬害の程度を十分確認してから使用してください。また、新2号、操、山白玉では、強い薬害が発生するので、本剤の使用をさけてください。なお、次の品種では本剤の使用により減収となった事例が報告されています。タチユタカ、ゆめみのり、オオツル、オクシロメ、コケシジロ、コスズ、すずおとめ、すずこまち、タマホマレ、トヨコマチ、トヨハルカ、トヨムスメ、ナカセンナリ、納豆小粒、ナンブシロメ、フクシロメ、ユウヅル、ユキホマレ、ワセシロゲ■薬害を助長するので重複散布はしないでください。また、以下の場合には薬害を助長することがあるので使用はさけてください。1.著しい高温が続く場合2.日射が強く、蒸散が盛んな場合3.低温、湿害、肥料不足等によりだいずが生育不良の場合【効果に関する注意】■イネ科雑草には効果がないので、イネ科雑草の優占圃場での使用はさけてください。また、イネ科雑草が混在する場合は、これらに有効な除草剤との体系で使用してください。■アカザ科、ヒユ科の雑草には、低薬量では効果が劣るので、これら雑草の優占圃場では、畦間雑草茎葉散布で使用してください。■トウダイグサ科の雑草には効果が劣るので、この雑草の優占圃場では使用しないでください。■散布後、曇天、降雨日が長く続くと効果が劣ることがあるので、留意してください。