特徴 和洋を問わず、お庭や鉢植えに! 日本各地の深山に、それぞれの環境に適応する形で固有の発達を遂げたシャクナゲ達が自生しています。それら野生種や、それらを基に品種改良された品種群を‘日本シャクナゲ’と総称し、新しい葉は綿状、または粉状の毛に覆われているのが特徴で、山の厳しい環境で生き抜くための物と考えられています。 その中でも本品種は、静岡県の天竜川以西〜愛知県三河地方の限られた山に自生する日本の固有種‘ホソバシャクナゲ’を親に持つ系統です。 ‘ホソバシャクナゲ’は、日本のシャクナゲ類の中で、最も低山(標高1000m以下)に自生が見られる種で、他の‘日本シャクナゲ’と比較して、名前の通り葉が最も細身で、樹の性質が強く、シャクナゲ類が最も苦手とする「夏の高温に強い」という特性を持っています。 花は濃い桃色の蕾が開くと、白地に輪郭がハッキリしない桃色の覆輪を見せる愛らしい品種です。 シャクナゲは、萌芽力が弱く刈り込むように剪定すると枝が枯れ込むことがあります。 そこで花後すぐに、花ガラ摘みを兼ねて枝先の柔らかい部分を摘み取ることで、剪定や樹高をコントロールします。 詳細 【置き場所・用土】 基本1年を通して、戸外で管理してください。 日当たり、水はけの良い場所に腐葉土をたっぷり施して植えてください。 冬は0℃以下にならない所、夏は風通しの良い涼しい半日陰で管理していただき、強い西日は避けてください。 根が地表部に多く乾燥に弱いため、地表部には腐葉土やピートモスなどでマルチングし、地表の乾燥を抑えると良いでしょう。 【水やり】 鉢植えの場合は、夏の高温期を除いて、乾いたらたっぷりと与えます。 根が地表部に多く乾燥に弱いため、夏は涼しい朝・夕の1日2回、葉水を兼ねて樹全体を濡らすようにしっかりと与えます。 地植えの場合は、夏以外は基本的に水やりは不要ですが、夏の高温期に土壌が乾き過ぎないように、朝か夕方に葉水を兼ねて樹全体を濡らすようにたっぷりと与えます。冬場、晴天と乾燥が続く場合は、暖かい日の午前中に水やりをしっかりと行って下さい。 【肥料】 鉢植え、地植え共に、開花後の6月にお礼肥を、2月に寒肥としてそれぞれ暖効性肥料を与えます。 【サイズ・その他】 5号鉢 1鉢 ※2〜4枚目の写真は商品のイメージです。 ※樹形・大きさには個体差がございますのでご了承の上お買い求め下さい。 ※モニターの発色により花色が多少異なる場合がございます。 ※発送時期が異なる商品とは同梱できません。 ※各商品ページに記載の発送時期をご確認の上ご注文下さい。