サカタのタネ ハーブ フローレンスフェンネル 科名 セリ科 耐寒性1〜2年草 食用部分 葉・果実 発芽適温 約25℃ 発芽までの日数は5日〜10日 生育適温 15〜20℃ 冷涼地 北海道、東北地方、新潟県、富山県、石川県、高冷地 中間地 関東、中部、近畿、中国、北陸(一部の高冷地を除く) 暖地 四国・九州、沖縄県 ※上記の地域区分はあくまでも目安です。 お住まいの気候条件に合わせて栽培してください。 種の内容量:1.9ml 約120粒 株元が肥大するフローレンスフェンネルです。 「魚のハーブ」と呼ばれ魚介類を使った料理との相性がよく、世界中で利用されています。 葉は風味づけ、肥大した株元はサラダ、タネは薬味・ハーブティー・菓子に利用できます。 葉と肥大した株元、そしてタネを利用するハーブです。 葉には強い香りがあり、春から秋まで長く収穫できます。 草丈20cm以上になってから摘みとります。株元が肥大してきたら土寄せをして倒伏を防ぎ、 みずみずしい軟白茎を収穫します。タネとりは、夏の花後に花茎が色づいたら茎ごと切りとり、 陰干ししてからとり分けます。 ※種袋に入っている種を食用・飼料用に使用しないでください。 ・栽培環境・土づくり 原産地はヨーロッパ、地中海沿岸、西アジアで、草丈100cm以上にも達する 大型の耐寒性1〜2年草です。日当りのよい環境で、有機質に富み乾きすぎない土壌が適します。 植えつけ前に、1平方メートル当たり苦土石灰120g、完熟堆肥3kg、肥料を施して、深く耕しておきます。 ・タネまき・植えつけ タネのまき時期は、暖かい地域は3〜5月または9〜10月、寒い地域では4〜7月です。 発芽適温(地温)は20℃前後、発芽までの日数は5〜10日です。 植え替えを嫌うので、畑に直まきします。うね間80cm、株間30cmで、8〜10粒ずつ点まきします。 発芽したら葉元の太りのよい苗を残して間引き、本葉5〜6枚で1本にします。 畑の準備ができていなかったり、コンテナ栽培の場合はポットまきをします。 9cmポットにタネを5〜6粒まき、本葉3枚のころに間引いて1本にします。 生育適温は15〜20℃です。ポットに根がよく伸びたころに、 土を落とさないように抜いて畑に植えつけます。 コンテナ栽培は、野菜栽培用の深く大きいものを使用します。 楽々菜園がオススメです。 ・管理のポイント 植えつけ時と春先に、良質の堆肥を十分施すことが、栽培のポイントです。 タネまきから1か月後からは生育を見ながら追肥をします。 花芽が伸び始めると倒れやすくなるので、早めに支柱を立てます。 株元(葉柄部)が膨らんできたら土をかけると、やわらかくみずみずしい軟白茎となります。 7月ごろに傘状の美しい小さな黄花を咲かせます。冬は生長しませんが、 温暖な平坦地では緑葉がついたまま、わい化して越冬します。寒地では地上部は枯れます。 適した環境ではこぼれダネからもよく芽が出て、あまり手をかけなくてもよく育ちます。 ディルとは交雑しやすいので、タネをとる場合は近くに植えないようにします。 ・病害虫・生理障害 日当たりのよいところならば丈夫に育ち、病害虫の発生は少ないですが、 夏〜秋にアゲハの幼虫が葉を食害することがあります。 ■タネまき資材・培養土はこちらから ■プランターはこちらから ■肥料はこちらから ■苦土石灰・土壌改良材はこちらから