サカタのタネ ハーブ タイム(コモンタイム) 多年草 種 科名 シソ科 多年草 食用部分 茎葉 発芽適温(地温) 20℃前後 生育適温 15〜20℃ 冷涼地 北海道、東北地方、新潟県、富山県、石川県、高冷地 中間地 関東、中部、近畿、中国、北陸(一部の高冷地を除く) 暖地 四国・九州、沖縄県 ※上記の地域区分はあくまでも目安です。 お住まいの気候条件に合わせて栽培してください。 種の内容量:0.9ml 約1500粒 地中海料理に欠かせないハーブの定番。 気品のある香りが魚・肉料理によく合い、長時間煮込んでも風味を失いません。 ハーブティーやポプリも楽しめます。 花壇の縁どりにもおすすめです。 ・栽培環境・土づくり ヨーロッパ南部の地中海沿岸が原産なので、日当たりのよい場所でよく育ち、 酸性土壌を嫌います。水はけのよい土壌が適します。 寒さや乾燥には強い多年草ですが、高温多湿が苦手です。 そのため夏は風通しをよくして、乾燥ぎみに管理します。 露地植えでは高畝にして多湿を避けます。コンテナ栽培では、 日の当たる軒下もよい場所です。 露地植えは前もって1平方メートル当たり苦土石灰80〜100g、 完熟堆肥1kg、有機配合肥料60gを施しておきます。 ・タネまき・植えつけ タネまき時期は暖かい地域で3〜5月と9〜10月、寒い地域では4〜6月です。 タネまき用土を入れた浅鉢やポリポットに、タネが重ならないように粗くバラまきし、 タネが隠れる程度に薄く土をかけます。水やりは霧吹きがおすすめです。 発芽するまでまき土が乾燥しないようにします。浅鉢は水を入れた容器に下をつけて 底から吸水させます。発芽適温(地温)20℃前後、発芽までに15〜20日かかります。 発芽後はよく日に当てて、込んだところを間引き、しっかりとした苗に育てます。 生育適温は15〜20℃です。苗が草丈2cmに育ったら、露地植えは 株間25cmで植えつけます。コンテナ植えは21cm鉢に1株、 65cmプランターには3株を植えます。 ・管理のポイント 収穫を兼ねて枝先を摘芯すると、よく分枝してこんもりとした株に育ちます。 細い枝が地際をはうように広がるので、地表に大粒の軽石砂などを敷きつめておきます。 雨や水やりの際に土はねがなく、枝葉が汚れません。 また株元が蒸れないので、葉や枝の枯れが防げます。込み合った株は、 収穫を兼ねて枝ごと切り、風通しをよくします。水やりは鉢植えは土が乾いたら、 底から出るくらいします。露地植えも、長く雨が降らないときは水やりします。 春から秋の生長期に、1株当たり小さじ半分の化成肥料を月1回株元にバラまきます。 寒い時期は株を室内に移すか、霜よけをします。 関東以西の平野部では戸外で冬越しします。 春または秋に、挿し木や株分けで殖やすことができます。 ・楽しみ方など 草丈5cm以上になってから、葉を摘み利用します。あまり手がかからずに、 1年中収穫できて重宝なハーブです。魚・肉料理によく合うだけでなく、 ハーブティーや浴用剤、ポプリとして楽しめます。生葉のほか、 開花直前の枝を刈って束ね、雨の当たらない風通しのよい場所に つるして乾燥させます。5〜7月にピンクのかわいい花房がカーペット状に咲きます。 草丈20〜30cmのクッションのような株は、ガーデニングプランツとしても人気です。 ■ハーブの種はこちらから ■タネまき資材・培養土はこちらから ■プランターはこちらから ■肥料はこちらから ■苦土石灰・土壌改良材はこちらから