ご自宅で原木しいたけの栽培と、厚肉で美味しい椎茸の収穫が楽しめる栽培キットです。 このセットは、原木シイタケ栽培に、普通の方以上にやる気のある方、熟練者向けです。 特徴1:このセットの品種は、今年の晩秋〜冬〜年明けにたくさんのしいたけが収穫できる予定です。 ・そして、工夫すると特大・厚肉の美味しいしいたけが期待できます。 ・高橋農園では、しいたけ1個の重さが200g!近い、厚肉で丸まったしいたけを収穫したことがあります。 ・(※収穫するしいたけの数が少ない時は、超特大のしいたけになりやすく、しいたけの数が多い時には、普通のサイズのしいたけになります。とは言っても肉厚でボリューム感のあるきのこです。 ・厚肉特大のしいたけを収穫する方法(工夫)は、セットに同封する栽培マニュアルに記載していますが、簡単に以下に記載します。 特徴2:お届けするホダ木の収穫時期は今年晩秋頃〜来年3月頃、そして来年秋頃が主体です。 ・夏や初秋には、収穫ができません。 特徴3:このセットは、極太のホダ木をお届けします。 ・ホダ木が太い場合、ホダ木にたくさんの栄養があるため、細いホダ木と比べて、超特大・厚肉のしいたけが採れやすくなります。あるいはホダ木1代の収穫量やホダ持ち(ホダ木の寿命)も工夫次第で良くなります。 ・ホダ木1本の重さが10kg以上あるかもしれません。ご留意ください。 バーベキューや焼き肉のお供に最適です。 超太めのホダ木1本入り(BCEXLL1)、または2本入り(BCEXLL2)。(太さが14cm以上です。ホダ木1本の重さが10kg以上になる場合がありますので、ご留意ください。) 現役の原木しいたけ農家が書いた栽培マニュアル付き。 農薬不使用で栽培したホダ木です。(2024年3月頃植菌したホダ木です) 【栽培の手順】 (1)《ホダ木の置き方》(このセットは、きのこが生える晩秋まで、適切に管理をする必要があります。 商品が届いたら、雑木林の中のような、直射日光が当たらず、気温15〜30℃くらいで、湿度の高い所に、間隔を空けて、置いてください。 雑木林の中は湿度が高いので、これくらいの斜めに高く置いてもOKです。 ホダ木の本数が少ない場合は、このようにホダ木を置きます。(「ムカデ伏」と言います) 雑木林以外の場所に置く場合 ・特に真夏は、遮光率が95%以上になるように、直射日光を遮ってください。 ・同時に、雨が確実に当たるようにしてください。 ・ホダ木は、切口面の片方を(跳ね返り防止を行った)地面または雑草などの上に置き、片方は地面から10〜20cmくらいの高さになるように斜めにおいてください。(地面に近い方が、過乾燥と高温を防ぐことができます。) この場所は、十分な散水ができる場所なので、防草シートの上にホダ木を置いています。 過乾燥になった場合、散水をします。 この場所は、雑木林の隣の空き地です。日陰ではありますが、雑木林の中ではないため、このように地面の近くで浅い確度で、ホダ木を水平に近い角度で置いています。(湿度を取るため) 地面には、枯葉があるので、降雨の際、土の跳ね返りがありません。 ※ホダ木の下や周りに、雑草があると、夜間気温が下がった時に過湿する効果がある他、降雨の跳ね返りによるホダ木の世ぼれも防ぐことができるので、一石二鳥です。 (2)【ポイント】《天地ガエシ》をしましょう ホダ木からたくさんのしいたけを収穫するために「天地ガエシ」と言う作業があります。 これをしなくても椎茸は生えますが、天地返しをすれば、よりたくさん、より大きなしいたけが期待できますし、また、ホダ木の寿命も長くなります。 やり方は簡単です。 気温が20〜30℃くらいの日で、雨が降る直前に、「ホダ木の上下と裏表を反対にします」この時、ホダ木とホダ木を、樹皮が剥けない程度に軽くぶつけることがコツです。 1か月に一度くらい行えば、十分です。 (3)《しいたけの発生と収穫》・・・特大しいたけを採るために・・・ ● 1回目の発生と収穫 : 関東地方平野部基準で10月頃から、しいたけが自然に生えてくる場合があります。 この時は、数は少ないですが、特大のしいたけになる場合がありますので、害虫に食べられないように、大切に育てましょう。 11月頃、かなり冷え込んできたら、雨の降る直前に、ホダ木を数か所叩いてください。(=打撲) 【重要】浸水はしないでください。(特大しいたけを収穫した後、打撲浸水&しいたけ収穫をします。) 打撲&降雨があった後、おおよそ10日前後で、特大のしいたけが収穫できるかもしれません。(この時が、特大厚肉のしいたけを採る大チャンスです。しいたけの数が多いと、特大のしいたけにはなりにくくなります。) その後も、天候が合えば、しいたけが自然に生えてきます。 【重要・注意】この時期、ホダ木の周りに雑草が生い茂るなど害虫が入りやすい環境の場合、それらを取り除いてください。特にナメクジに注意してください。 ● 浸水発生(2回目の発生) : たくさんの椎茸の収穫をしたい時期に10日〜2週間前に、ホダ木を「打撲浸水」(ホダ木の表面を10か所くらい、まんべんなく叩くこと)してください。 関東地方平野部基準で12月頃の気温であれば、たくさんのしいたけが収穫できます。(この時は、しいたけの数が多いので、特大のしいたけにはなりにくいです。) 打撲浸水後は、直射日光が当たらず、湿度が高く、気温10℃〜20℃くらいの場所にホダ木を置いてください。10日〜2週間で、しいたけが収穫できます。 (4)その後の管理は、付属の栽培マニュアルをご覧ください。 しいたけの収穫後、適切に管理すれば、合計で数回のしいたけの発生と収穫が楽しめます。今や希少品となった原木しいたけの収穫と栽培をご自宅でお楽しみながら、特大・厚肉・採れたての美味しい原木椎茸をご賞味ください。 極太のホダ木(長さ90cm)が1〜2本入りです。 椎茸の収穫は、今年の晩秋からです・ 特大しいたけに挑戦!