英国Haws社の0.7リットルサイズと小ぶりの銅製の水差し「Metal Indoor Pouring Can（メタル インドア ポーリング カン）です。ハスクチの付属はありません。小ぶりなこの水差しは室内の観葉植物用などにいかがですか？素材は銅ですので、他素材とは一線を画す 小さいながらも美しく重厚感のある存在です。銅は使い込んでいくうちに くすんできますが 銅向けの「磨き材」を使うとまた輝きが戻ります。ですが、くすんでいく様子も又味わいがあるのが、銅の良さでもあります。それぞれ、お好みの様子を楽しんで下さいね。箱も可愛いですし大切な方へのプレゼントにも良いですね。箱の形が少し変わっているので 包装紙ではお包みが出来ませんがご注文の手続きの最後の方に出てきます「備考欄」に「ギフトラッピングご希望」と記載いて頂ければ その様にご準備してお届け致します。-----------------------------------------------------------------------------------------------■長さ／約32センチ×幅／約11センチ×高さ／10センチ ■(注)海外製品では戸外で使用するものには、こすれ傷や軽度のへこみなどは標準として流通する場合が多々見られます。多少のこすれ傷、軽度のへこみは標準となりますので予めご了承ください。■パソコン画面上と実物では、多少色合いが異なって見える場合がございますので予めご了承下さい。1886年創業、現代においては「ジョウロ（如雨露）」「ウォータリングカン」の 代名詞と言えるイギリスの Haws(ホーズ）社。 そのクォリティの高さは世界中の園芸家がHawsのジョウロを愛用している事からも想像に難くありません。 私の手元に 古い庭道具の本がありますが その中でも 数多くのジョウロが取り上げられていますが それらを見ると「Haws以前」と「Haws以後」では 劇的にジョウロは変化、進化したように思います。 「潅水のしやすさ」「持ち運びなどの扱い易さ」は Hawsによって 初めて世のガーデナーにもたらされたのだと。 一人の熱心がガーデナーだった 創業者の ジョン・ホーズ氏は まさにジョウロの革命家だったと言えましょう。 （ジョン・ホーズ氏はモーリシャス島の総督府の役人を勤める バニラの木の栽培が趣味の園芸家でした） 現在 私達が目にするHawsのジョウロの形、 この基本的な設計は 創業当初からほぼ 変わっていないと言われます。 それは まさに「生まれながらにして完成していたデザイン」 その存在は ただ「そこにある」時ですら 庭に 風格をもたらすもの。 ジョウロは 道具ではありますが 頼もしく愛しさすら感じる相棒です。 Hawsの中でもやはり「プロフェッショナルカン」は 不動の存在。 縦長の円筒形、ハイネックの注水口は 傾けても 水が上からこぼれる事はなく ロングリーチの細長いそのパイプからは 水がなくなるほぼ最後まで およそ同じ勢いを保ちながら 遠くまで樂に、しかも 柔らかな水を灌ぐことができます。 Hawsの「ハスクチ」、イギリスでは「ローズ」と呼びますが その真鍮のハスクチにあく「穴」は 直径0.75ミリ、数は300以上。 球形のその形状によって ハスクチから出るシャワー状の水の広がりは 大変に美しいものです。 庭仕事の中で 「水やり」は「水やり3年」とも言われ 実際にとても繊細で 経験、知識が必要な作業です。 このHawsの繊細で 確かな作りのハスクチから 注がれる 「絹糸」の様に細く 柔らかな水流が 本当に水を必要とする植物に 的確に与える為の 完璧な仕事をしてくれることでしょう。 多忙な日々を送る 現代のガーデナーが Hawsのジョウロと過ごす時間が 植物たちと会話をするかのように 穏やかな そんなひと時を過ごして頂ければ… 私達はそう願っています。
