有効成分:ハロスルフロンメチル 1.8% メタゾスルフロン 2.4% 特長 成分が根からも吸収! 田面・水面に落ちた成分も根から吸収する、新しい茎葉処理除草剤です。 茎葉と根の両方から二段構えで作用するため、安定した効果を発揮します。 だから、雨で効果が流されない! 散布1時間後に雨が降っても優れた除草力を発揮。もう、天気予報を気にして作業工程を変える必要はありません。 しかも、湛水のままでも散布可能! もう、落水のタイミングまで薬剤散布を待つ必要もありません。 大きくなってしまった雑草*もしっかり枯殺!先ずは「茎葉」から、次に「根」から。 アレイルは、二段構えで吸収! 茎葉だけでなく、田面や水面に落ちた成分も根から吸収!それが、茎葉処理除草剤アレイルSCの強みです。 茎葉と根の両方から二段構えで作用するため、これまで以上に安定した雑草防除が実現します。 ■アレイルSCの使用上の注意事項 ◇効果・薬害等の注意 散布当日に使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。 使用前に容器をよく振ってください。 薬害のおそれがあるので、出穂始期の15日前までに散布してください。 薬害のおそれがあるので展着剤は加用しないでください。 有機リン系殺虫剤との混用及び7日以内の近接散布は、薬害のおそれがあるのでさけてください。 散布する前に水の出入りをとめ、まきむらのないように均一に散布してください。 散布後1時間未満の降雨は効果を低下させることがあるので、天候を良く見極めてから散布してください。散布後7日間は降雨の有無にかかわらず落水、かけ流しはしないでください。 以下の水田では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけてください。 (1)砂質土壌の水田及び漏水の激しい水田(減水深2cm/日以上) (2)軟弱な苗を移植した水田 (3)極端な浅植の水田及び植付け不良で根が田面に露出している水田 本剤は生育期に入った雑草に効果があるが、特に多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので必ず適期に散布してください。ホタルイは花茎20cmまで、ウリカワ、ヘラオモダカは6葉期まで、ミズガヤツリは草丈25cmまで、セリは増殖期まで、ヒルムシロは発生盛期まで、コウキヤガラは草丈90cmまで、オモダカは矢尻葉3葉期まで、クログワイは草丈70cmまで、シズイは草丈60cmまで、クサネム(一年生雑草)は草丈50cmまでが本剤の散布適期です。 薬害のおそれがあるので重複散布はさけてください。 少量散布(25〜50L/10a)の場合は、専用ノズルを使用してください。 直播水稲に使用する場合は、薬害をさけるため稲の4葉期以降に使用し、稲の根が露出している時の使用はさけてください。 本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意してください。 本剤散布後の田面水を他作物に灌水しないでください。 いぐさの栽培予定水田では本剤を使用しないでください。 水稲以外の作物にかかると薬害が生じるおそれがあるので、周辺作物にかからないように十分注意してください。特に、周辺にあぶらな科作物、なす、ほうれんそう、えんどうまめ、さやえんどう、実えんどうがある場合には散布をさけてください。それ以外の作物であっても、飛散のおそれがある場合には散布を控えてください。 使用後は、散布器、タンク、ホース、ノズル内に薬液が残らないよう十分に洗浄し、他の用途に使用する場合には薬害の原因にならないように注意してください。ただし、使用した器具をあぶらな科作物、なす、ほうれんそう、えんどうまめ、さやえんどう、実えんどうの散布には使用しないでください。また、洗浄液は、河川等に流さず適切に処理してください。 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。 ◇安全使用上の注意 本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。 ◇魚毒性等 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。散布後は水管理に注意してください。使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。